2006年2月6日、コンフィギュラブル・プロセッサの大手テンシリカは、GPSの開発大手米u-Nav Microelectronic社が次世代ポータブルGPSの開発にテンシリカの「Xtensa」を採用したと発表した。
プレスリリース:http://www.tensilica.com/news_events/pr_2006_02_06.htm(英文)
u-Navは、テンシリカの自動化されたカスタム・プロセッサの設計環境と、TIE (Tensilica Instruction Extension) 言語による柔軟なカスタム能力を高く評価し「Xtensa」を採用。その結果、GPSチップの消費電力を大幅に削減する事に成功したという。
また、テンシリカは、インドにR&Dを行う子会社を設立した事を続けて発表した。
プレスリリース:http://www.tensilica.com/news_events/pr_2006_02_09.htm(英文)
テンシリカは、インドのマハーラシュトラ州Pune(プネ)にコンフィギュラブル・プロセッサ技術の研究開発を行う子会社を設立、今後5年間で4000万ドル以上の投資を行って行くという。
Pune(プネ)は、ムンバイの南約170 kmに位置する人口約400万人の都市で、1000年以上の歴史を持ち、「東のオックスフォード」として世界中から学生の集まる学術都市。
テンシリカは、2004年にPuneにデザインサービス会社と共にオフショア・デザインセンターを開設し、エンジニアをはじめた研究開発資源の育成・整備を進めてきており、それらの成果を受けて今回の子会社設立に至ったという。
尚、テンシリカは、間もなく新たなプロセッサ・コアを新製品として発表する予定である。
※テンシリカ株式会社 http://www.tensilica.co.jp/
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