2006年2月23日、米Transmetaは、東芝に対しトランジスタのリーク電流を制御し消費電力の削減を実現する「LongRun2」技術をライセンス供与することを発表した。
プレスリリース:http://investor.transmeta.com/ReleaseDetail.cfm?ReleaseID=188576(英文)
Transmetaの「LongRun2」は、同社の低消費電力化技術「LongRun」をベースに開発されたリーク電流の制御技術で、電圧および周波数をダイナミックに制御することで、リーク電流の削減と同時にデバイスの動作速度を向上することができる。
この「LongRun2」技術を適用する事で、デバイスの消費電力を削減することも可能で、東芝は今後、90nm?22nmプロセス世代のシステムLSIを中心とした製品開発において同技術を適用していくとしている。
尚、この「LongRun2」は、既にNECエレクトロニクス、富士通、ソニーも導入している技術で、ソニー、東芝、IBMの3社で共同開発された次世代プロセッサ「Cell」にも利用されている。
※Transmeta http://www.transmeta.com
※東芝 http://www.toshiba.co.jp
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