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ザイリンクス、組み込みシステムの開発環境「Platform Studio」 の新バージョン 8.1i を発表

2006年2月15日、ザイリンクスは、組み込みシステムの開発環境「Platform Studio」の新バージョン 8.1iを発表した。

プレスリリース:http://www.xilinx.co.jp/japan/j_prs_rls/software/0617_edk81_j.htm

「Platform Studio」バージョン 8.1iの特徴は、直感的なデザインを実現する新たなGUIが備えられている点で、これにより同社のFPGAに組み込まれた「PowerPC」および「MicroBlaze」ソフトプロセッサ・コアを用いた組み込みシステムをより容易に開発できるようになる。

具体的には、今回新たに大きく2つのGUI機能が追加された。
一つは、システム全体を階層的にビジュアル表示し、詳細な設計文書を自動的に作成する「システムブロックビューアー機能」。もう一つは、バス接続を編集する際に利用できるグラフィカルな「システムアセンブリパネル」で、この機能は「クリック ツー コネクト (簡単接続)」機能と組み合わせることで不適切な接続を防止することができる。その他GUI関連では、「IPコア設定ダイアログ機能」や「IPコア検索機能」も強化されているという。

また、「Platform Studio」バージョン 8.1iでは、「Base System Builder wizard」によってザイリンクスの提供する開発用ボードがサポートされているほか、シミュレーション/デバッグ機能も強化され、不良箇所のトレースも可能となっている。

この「Platform Studio」バージョン 8.1iは、ザイリンクスのVirtex-4、Virtex-II Pro、Spartan-3、Spartan-3E上での PowerPCとMicroBlazeソフトプロセッサによる設計をサポートしており、組み込みシステム開発キット「EDK」8.1iにパッケージされた形で提供される。価格は495米ドル。

※「Platform Studio」と「EDK」に関する詳細はこちら
http://www.xilinx.co.jp/edk

※ザイリンクス株式会社 http://www.xilinx.co.jp/

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/02/15 )

 

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