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東芝、NECエレ、富士通、モバイル機器向け擬似SRAMの共通仕様に合意>>最新の共通仕様でデータ転送速度が最大2倍に

2006年2月15日、東芝、NECエレクトロニクス、富士通の3社は、モバイル機器向け擬似SRAMのインターフェース共通仕様「COSMORAM」についての合意を発表した。

※COSMORAM:COmmon Specifications for MObile RAM

プレスリリース:http://www.necel.com/ja/news/archive/0602/1501.html(NECエレクトロニクス)

3社は、2002年3月に「COSMORAM Rev.1」を発表以降、機能追加による共通仕様のリビジョンアップを重ね、今回発表された共通仕様は「COSMORAM Rev.4」となる。

「COSMORAM Rev.4」では、DDRバースト機能(ダブル・データ・レート・バースト機能)によって、従来品に比べピーク時で最大2倍のデータ転送速度を実現しており、さらに、ショート・レイテンシ・モードにより、初期アクセスタイムを従来の約半分に短縮可能となっている。

この共通仕様によって、ユーザは設計基板を共通化でき、設計期間を短縮すると同時に設計効率を向上することも可能。この共通仕様に基づく擬似SRAM製品は、携帯電話や携帯端末向けに2006年度末より3社から提供されるという。

※東芝 http://www.toshiba.co.jp/
※NECエレクトロニクス http://www.necel.com/index_j.html?
※富士通 http://jp.fujitsu.com/

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/02/16 )

 

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