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NEC、次世代スパコン開発に米Sigrityのダイナミックな電源ノイズ解析ツールを採用

2006年2月27日、パワー・インテグリティを中心とした解析ツールを手掛ける、米Sigrityは、同社の「XcitePI」および「SPEED2000」をNECが次世代スーパーコンピュータの開発用に採用したことを発表した。

プレスリリース:http://www.sigrity.com/company/press/20060227press_NEC.htm(英文)

NECが採用した「XcitePI」および「SPEED2000」は、ダイナミックな電源ノイズ解析ツールで、「XcitePI」はLSIチップ内部のノイズを、「SPEED2000」はチップパッケージの電源ノイズを解析することができる。

また、この両製品は、連動させる事でチップ内部とパッケージとの協調解析を行う事もでき、パッケージ効果を見ながら、それがチップの動作にどう影響するか解析することが可能。Sigrityは、この両製品を組み合わせた協調環境を「CoDesign Studio」として提供している。

発表によるとNECの担当者は、この「CoDesign Studio」を用いる事で、パッケージ効果が及ぼすチップ動作への影響を解析し、チップとパッケージ間のクリティカルなインタラクションを特定できるとしている。

尚、Sigrity社の各製品は、ATEサービス株式会社が国内販売代理店として取り扱いを行っている。

※Sigrity社製品の概要はこちら
http://www.eda-express.com/catalog/?m=comp&cn=1670

※ATEサービス株式会社
http://www.ate.co.jp

※Sigrity社
http://www.sigrity.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/02/28 )

 

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