2006年2月7日、メンターは、インテルの次世代I/Oコントローラ・ハブに対応したICXならびにICX Proシグナル・インテグリティ・デザインキットを発表した。
プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2006/060207.html
発表されたICXデザインキットは、インテルの開発した新しいIBIS 4.1ならびにIEEE 1076.1標準VHDL-AMSモデルを用いた初の製品で、PCI Express、Serial ATA、USB2インタフェースのAMSモデル、パッケージのピン/コネクタのIBISフォーマットのSパラメータ・モデル、その他従来のIBISモデルが含まれている。
これまでのIBIS構文は、高度なI/Oバッファを正確にモデル化することができず、トランジスタ・レベルのSPICEモデルによってシグナル・インテグリティ解析を行うしかなかった。新たな「IBIS 4.1AMS」モデルは、それら問題を解消するIEEEの標準フォーマットで、解析精度を向上するとともに処理速度も上げることができる。
尚、ICXキットにはデバイスの構成とテスト条件を設定するためのカスタム・メニューやリファレンス設計レイアウトが含まれており、それを用いてすぐにシグナル・インテグリティ解析を実行することができるという。
ICXとICX Proデザインキットは既に出荷中。Intel IBISモデルならびにリファレンスデザインはインテルより入手することができる。
※ICXとICX Proデザインキットに関する詳細は、メンター・グラフィックス・ジャパンにお問い合わせ下さい。http://www.mentorg.co.jp/index.html
※インテル http://www.intel.co.jp/
|ページの先頭へ|