2006年2月21日、EDA専用ワークステーションを手掛ける国内メーカー、プロサイドは、新製品64ビットAMD Opteron Dual-coreプロセッサ対応ワークステーション「edAEW416R2」を発売した。
製品情報ページ:http://www.proside.co.jp/product/detail.php?id=63109
「edAEW416R2」は、同社の既存の製品ラインナップ同様、大容量メモリ搭載システムを長時間かつ高負荷環境下で運用するエンジニアのLSI設計業務を想定し、メモリのバリデーション(適応検証)と長時間に渡る出荷前エージング検査を実施。安定性の高いマシン環境を実現しており、既存の64ビット対応のEDAツールをそのまま利用可能としている。
「edAEW416R2」には、Dual-coreの64ビットAMD Opteron プロセッサ モデル880(2.40GHz 940pin L2 1MB)が4個搭載されており、8-wayワークステーションにも匹敵する高速な処理能力を実現。メモリは最大64GB搭載でき、LSI設計者が扱う大規模な設計データも一括処理することができる。
プロサイドは、大容量サーバ・マシンのメーカーとして国内で20年の実績を持ち、3年ほど前からEDA向けの専用ワークステーションの分野へ進出。プロセスの微細化やアプリケーションの進化による設計データの増大が追い風となり、大規模メモリや高速処理へのニーズが高い論理合成以下のEDAユーザに受け入れられているという。
尚、「edAEW416R2」の販売価格はメモリ搭載量によって変わるが、最小構成価格で200万円台後半から。 間もなく更なる新製品として、1台のタワー型ケースにOpteron 2CPU、メモリスロットx16本のマザーボードを4枚入れた8CPU、メモリ256GB搭載のブレード仕様マシンがリリースされる予定。
※EDA専用ワークステーション「edAEW416R2」に関するお問い合わせは、プロサイド株式会社までお願い致します。
http://www.proside.co.jp/product/campaign/edaew_info/edaew.php
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