2006年2月1日、SystemVerilogベースの動作合成ツールを手掛ける米Bluespecは、この半年間でモバイル半導体大手3社が同社のESLツールセットを採用したと発表した。
プレスリリース:http://www.bluespec.com/news/IDMMom020106.htm(英文)
Bluespecは、同社製品を採用した企業名を明らかにしていないが、それらはモバイル半導体市場の主要サプライヤで、ベースバンドプロセッサ、コントローラ、チップの内部バスなど様々なアプリケーションの設計にBluespecの「ESL合成」を使用していると伝えている。
BlueSpecの「ESL合成ツール」は、SystemVerilogベース入力の動作合成ツール「Bluespec Compiler」と専用シミュレータで構成されるツールセットで、TRS(Term Rewriting Systems)ベース合成という独自技術により、アプリケーションを問わずコントロール・ロジックや複雑なデータパス・ロジックを合成することが可能。
同ツールは、 International Engineering Consortium と 2006 DesignCon 主催の「DesignVision Awards」の「ASIC and IC Design Tools」カテゴリにおいて今年の受賞候補として最終選考に残っているという。(この選考結果は、2月7日にサンタクララ・コンベンションセンターで発表される予定。)
※Bluespec http://www.bluespec.com
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