2006年1月16日、レイアウトビューアを手掛ける日本のEDAベンダTOOL社は、同社のレイアウトビューア「LAVIS(レイヴィス)」に、新たにGDSデータ編集機能をオプション搭載したことを発表した。
プレスリリース:http://www.lavis.jp/jp/News20060116Lv.html
LAVISは、大規模マルチフォーマット対応の高速レイアウトビューアで、今回発表されたオプションの編集機能は、2005年6月に米国アナハイムで開催されたDAC(Design Automation Conference)にて発表されていた。
その後、エディットインプレース機能の追加や操作性の向上など、様々なチューニングを施し、今回、強化された編集機能を搭載した最新版製品の出荷を開始したという。
LAVISに新たに追加されたGDSデータの編集機能は、LAVISの特徴である高速表示機能と消費メモリの少なさを損なうことなく実現されており、GDSデータを読み込み表示している状態から、編集を開始することが可能。GDSファイルを直接生成するため、編集結果の出力も短時間で実行することができる。
TOOLによると、あるユーザ評価の結果、LAVISの編集性能は既存の設計ツールに比べて、GDS入力処理時間で12倍高速、GDS出力処理時間で18倍高速というパフォーマンスを示し、さらに、使用メモリ量は70%削減することができたという。
今回発表されたオプション機能によって、他のエディタを使用することなく、LAVISの環境上でGDSデータの表示と編集を完結できるようになり、無駄な作業を簡略化できると同時に、大幅にスループットを向上することが可能となる。
尚、発表された最新の製品は、今月26日よりパシフィコ横浜で開催されるEDS Fairにて展示される予定。
※LAVISの製品概要はこちら
http://www.eda-express.com/catalog/?m=s&idno=1870040&bc=18
※LAVISに関する詳細については、TOOL株式会社までお問い合わせ下さい。
http://www.tool.co.jp
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