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欧州でSoCの低消費電力化に関する共同プロジェクトが始動

2006年1月10日、STマイクロエレクトロニクスは、新たに始動するヨーロッパにおける共同研究プロジェクト「CLEAN (Controlling Leakage power in NanoCMOS SoCs)」について発表した。

プレスリリース:http://www.st.com/stonline/stappl/press/news/year2006/t1751.htm(STマイクロ英文)

「CLEAN」は、ヨーロッパの半導体ベンダ、EDAベンダ、大学、研究機関など計14の企業・団体が参加するコンソーシアムで、65nm以下のCMOS SoCの設計におけるリーク電流のコントロールが研究テーマの中心となる。

CLEANの具体的な研究目的としては大きく3つあり、一つは、次世代リーク電流のモデルの開発、もう一つは、リーク電流をコントロールするメソドロジーと技術の開発。そして、それらを取り込んだEDAツールのプロトタイプ開発となる。

プロジェクトは、STマイクロエレクトロニクスがプロジェクトリーダーを務め、3年間の共同プロジェクトという形で進められ、EDAベンダとしては、ChipVision Design Systems、BullDASTが参加する。

また、コンソーシアムの運営および研究に対し、欧州委員会が450万のユーロ(およそ540万ドル)の資金提供に同意している。

※STMicroelectronics http://www.st.com
※ChipVision Design Systems http://www.chipvision.com
※BullDAST http://www.bulldast.it/

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/01/11 )

 

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