パシフィコ横浜で開催されたEDSFair2006で目にした、伊藤忠テクノサイエンス株式会社の製品。
CTC(伊藤忠テクノサイエンス)のブースには、CeloxicaやActisのESLツール、EveのSoCプロトタイピング環境、Prorificのフィジカル設計ツール、SunのWSおよびサーバなど多分野に渡る様々な製品が展示されていた。
そのうちの一つ「Verix」は、CTCが代理店を務める米Real Intent社のフォーマル検証ツールで、大きく4種のツールで構成されており、設計の上流フェーズから下流フェーズまで様々な検証をサポートしている。静的アサーションベース検証手法により、非同期回路の検出やフォルスパスやマルチサイクルパスのチェックも可能で、根源的なエラー箇所を特定するためにアサーションを9段階で評価する機能がユニークな点となっている。
この「Verix」は、その静的アサーション検証能力によって、デバッグのオーバーヘッドを短縮できる点が高く評価されているとの事で、既にワールドワイドで約40社の導入実績をもち、国内だけでも60本近くのライセンスを出荷済みだという。
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