パシフィコ横浜で開催されたEDSFair2006で目にした、株式会社日立インフォメーションテクノロジーのブース。
日立インフォメーションテクノロジーは、先日発表したばかりのSoCプロトタイピングツール「LogicBench」シリーズの新モジュール2モデルを展示していた。
ザイリンクスのVirtex4を4個搭載したモジュールは最大570万ゲートのデザインに対応可能で、このモジュールを2つ組み合わせれば1000万ゲート超のデザインをプロトタイピングすることができる。
また、これまではFPGAが1個のモジュールと4個のモジュールしかなかったが、新たにVirtex4を2個搭載したモジュールも発売された。これらの新モジュールは変換アダプタを用いて、従来モジュールと接続する事も可能になっている。
話によると「LogicBench」は、日立やルネサステクノロジに限らずその他大手メーカーにも多くの導入実績があり、販売したライセンス数は既に40を超えているとの事。ユーザは画像系アプリケーションの早い段階でのプロトタイピングに「LogicBench」を使用しているという。
ブースでは、ソリトンシステムズが販売する動作合成ツール「eXCite」を用いた、プロトタイピングのデモが行われていた。
※株式会社日立インフォメーションテクノロジー http://www.hitachi-it.co.jp
※株式会社ソリトンシステムズ http://soliton.co.jp/
|ページの先頭へ|