パシフィコ横浜で開催されたEDSFair2006で目にした、丸紅ソリューション株式会社のブース。
丸紅ソリューションでは、一番目立つ場所に今回が初出品となる、米Kilopass社のエンベデッド不揮発性メモリIP「XPM」が展示されていた。
「XPM」は、SoCへの組み込みを目的としたGDS-IIデータとして提供されるメモリのハードIPで、丸紅ソリューションが昨年の9月から本格的な国内販売を開始している。
説明によると、この「XPM」の特徴は、これまで不可能だった不揮発性メモリをCMOSプロセスで実現している点で、一般的な電荷保存方式ではなく、「ゲート酸化膜の絶縁破壊」によって論理を実現している。そのため、外部から電流の流れを判別する事が不可能で、高いセキュリティ性を確保できるという。
既に海外では20社以上に導入実績が有り、そのセキュリティの高さとサイズの小ささにより、チップIDへの適用や、DAコンバータの特性調整などに用いられるケースが多いとの事。
※丸紅ソリューション株式会社 http://www.msol.co.jp
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