パシフィコ横浜で開催されたEDSFair2006で目にした、米Impulse Accelerated Technologies社のブース。
Impulse Accelerated Technologiesは、ANSI-Cベースの動作合成ツール「ImpulseC」を展示。XilinxのFPGAボードを用いたデモを行っていた。
「ImpulseC」は、ANSI-Cベースでシステム設計を行うための環境で、C言語に準拠した入力記述から動作合成を行い、RTLを出力する。タイミングががちがちに決まっている制御系の回路も合成可能としており、汎用性の高いC言語からアプリケーションを問わず合成できるというある種の「手軽さ」が受けている。
話によると、「ImpulseC」は間もなくバージョンアップされる予定で、新たに浮動小数点、構造体をサポート。これまで制限のあった入力Cコードにこれらの使用が可能となるという。尚、これらのサポートは、「ImpulseC」のユーザであるスーパーコンピュータの大手Cray(クレイ)社の要望に基づいて追加された機能なのだと聞いた。
※Impulse Accelerated Technologies社 http://www.impulsec.com
※日本国内販売代理店 有限会社インターリンク http://www.ilink.co.jp
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