パシフィコ横浜で開催されたEDSFair2006で目にした、デナリソフトウェア株式会社のブース。
デナリのブースでは、昨年12月に発売されたばかりのレジスタコンパイラ「Blueprint」が大々的に展示されていた。
「Blueprint」は、専用のレジスタ記述言語「RDL」でレジスタ記述を統一するための環境で、コントロール・レジスタをRDLで記述しツールに入力すると、目的に応じた様々なモデルやドキュメンテーションを自動生成してくれる。例えば、インプリメント用にはVerilogまたはVHDLのRTLモデル、検証用にはC、SystemC、OVA、SVA、eなどのモデルを出力する事ができる。
デナリは、「RDL」をレジスタ記述の業界標準とする事を目指しており、Rambus、MIPS、メンターらとRDLアライアンスを結んでいる。
尚、ブースでは、「Blueprint」のPCIコンフィグレーション・レジスタへの適用例がデモを交えて紹介されていた。
※デナリソフトウェア株式会社 http://www.denalisoft.co.jp
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