2006年1月13日、ザイリンクスは、MATLABからのDSP合成ツールを手掛ける米AccelChip社を買収したと発表した。
プレスリリース:http://www.xilinx.com/prs_rls/xil_corp/0613xlnx_accelchip.htm(英文)
AccelChipは、MATLABの出力するMファイルから、論理合成可能なRTLをダイレクトに自動生成するDSP合成ツール「AccelChip」を手掛けるEDAベンダで、2000年の設立以降、DSP合成という分野では有名な存在となっており、先日もMATLABから検証用のC++モデルを自動生成する新ツール「M2C-Accelerator」を発表したばかり。
※関連ニュース http://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=246
ザイリンクスによると、今回の買収はザイリンクスが2005年10月に発表したDSP戦略と製品ロードマップに即したもので、AccelChipのDSP合成ツールとIPライブラリは、今後ザイリンクスのDSP向け開発ツール「System Generator for DSP」の一部として提供されることになるという。
尚、買収金額に関しては、2005年12月31日時点におけるザイリンクスの総資産額の1%未満としているだけで、具体的な金額は明らかにされていない。
また、AccelChipのCEOを含め大半の従業員は、ザイリンクスの へ移り、DSP事業部に従事する予定であるという。
※AccelChipの製品概要はこちら
http://www.eda-express.com/catalog/?m=s&idno=1010010&bc=11
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