2005年12月19日、ケイデンスは、Incisive Enterprise Specman Elite 5.0 テストベンチ自動化ソリューションの大幅な機能強化を発表した。
プレスリリース:http://www.cadence.co.jp/news/print/h17-12-20.html
機能強化されたSpecman Elite 5.0は、前バージョンと比較して、処理時間は最大1/3、メモリ・パフォーマンスは最大60%まで向上されており、さらに使い勝手やテストベンチ、カバレッジに対するスケーラビリティも改善されている。
主な機能強化項目は以下の通り。
■64ビット製品のサポート
RHEL3、SuSE 9 Linuxで稼動する、Intel EM64T、AMD Opteronプラットフォームをサポート
■システムレベルのトランザクション・モデリング対応機能
テストベンチとDUT(design under test)をリンクさせ、パフォーマンス及び
コードの再利用性を向上させるオプションを装備
■デバッグ・プロセスを簡素化するユーザ・インタフェース
■SystemCサポートの充実および検証環境の立ち上げを容易に実現するコントロール機能
■カバレッジ機能とTCM処理時間の最適化
パフォーマンスおよびカバレッジ・ドリブン検証を向上
■システムレベル手法の最新モジュール
Incisive Enterprise plan-to-closure メソドロジをベースとした、
検証環境等の再利用、組み込みメトリクス等
■大規模なメモリのフットプリント機能
フルチップ・レベルでのシミュレーションやシステムレベルの検証をカバー
尚、機能強化されたIncisive Enterprise Specman 5.0 及びIncisive Enterprise Specman Simulatorは、Incisive Enterprise familyの一部として、単体製品としても提供されるという。
※Incisive Enterprise:
様々な設計スペシャリストが担当する設計ブロック、チップ、SoC及びハードウェアやソフトウェアからなるシステム等、システムレベルの検証の統合に伴い、急激に複雑化する検証プロセス向けのソリューション。
※Incisive Enterprise Specman Elite 5.0に関する詳細は、日本ケイデンスまでお問い合わせ下さい。
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
コーポレート・マーケティング部 松沢 洋
TEL: 045-475-2311 FAX: 045-471-7772
E-mail:japan_pr@cadence.com
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