2005年12月13日、ザイリンクスは、統合ソフトウェア環境 ISE (Integrated Software Environment) の 8.1i バージョンを発表した。
プレスリリース:http://www.xilinx.co.jp/japan/j_prs_rls/software/05114ise81i_j.htm
発表されたISE 8.1iは、新しい「ISE Fmax」テクノロジによってVirtex-4およびSpartan-3アーキテクチャの物理合成機能を強化しており、従来バージョンのISEを使用した場合と比較して平均10?37%、Virtex-4 FPGAの競合他社製品と比較して最高 70%の性能改善を達成することができるとしている。
「ISE Fmax」テクノロジは、新しいアルゴリズムによる物理合成、回路のリタイミング、タイミング ドリブン型の配置配線、性能評価および配置後のロジック最適化等の機能を備えており、シンプリシティ社やメンター・グラフィックス社の合成最適化ツールと組み合わせることにより、ユーザは厳しいタイミング目標をクリアすることが可能になるという。
尚、ISE 8.1i は既に出荷中で、インターネット上で配布される無料バージョンから、2495米ドルの全機能バージョンまで様々なバージョンが用意されている。
また、合わせてリリースされたデバッグ・ツール ChipScope Pro 8.1i も出荷中で、価格は695米ドル。無料の60日間利用可能な全機能評価バージョンも用意されている。
※ISE 8.1iおよびChipScope Proに関する詳細情報はザイリンクス社にお問い合わせ下さい。
http://www.xilinx.co.jp/ise
http://www.xilinx.co.jp/chipscopepro
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