2005年12月19日、シノプシスは、ネットワーク関連ソリューションの大手である米AMCC社(Applied Micro Circuits Corp)が、VCSを用いたSystemVerilogの検証環境を採用したと発表した。
プレスリリース:http://www.synopsys.com/news/announce/press2005/amcc_snps_vcs_pr.html
AMCCは、SystemVerilogのVMM(Verification Methodology Manual)に書かれたリファレンス・メソドロジとシノプシスのVCSを利用することで、SystemVerilogベースのシステムレベル検証環境の構築を速めることが出来たとしている。
また、AMCCは、SystemVerilogの展開を加速するために、VCSのNTB(Native Testbench)マイグレーション・サービスを利用して、e言語で書かれた既存の検証資産をSystemVerilogへと変換したしたという。
尚、今回のAMCCのSystemVerilog採用にあたり、AMCCとシノプシスは、予定した半分の4ヶ月足らずで1500万ゲートのデータ通信スイッチのSystemVerilog検証環境を開発。
VCSとNTBテクノロジによって、AMCCの検証環境は、従来の検証環境よりも3倍高速に実行する事が可能で、テープアウト前により多くの検証サイクルをふむことで、デザイン品質に対する信頼性にも繋がるという。
※VCSおよびNTBに関する詳細は日本シノプシスにお問い合わせ下さい。http://www.synopsys.co.jp/
※AMCC(Applied Micro Circuits Corp)http://www.amcc.com/
|ページの先頭へ|