2005年11月14日、サミット・デザインは、グラフィカル入力が可能な設計環境「Visual Elite」の新バージョン「Visual Elite 2005.1.0 」を発表した。
プレスリリース:http://www.summit-japan.com/press/20051115VERelease2005_1_0.pdf
「Visual Elite 2005.1.0 」は、Verilog、VHDL、C/C++、SystemCをサポートし、これら言語を用いた設計および検証を単一の環境で行うことが可能。言語の混在設計にも対応している。
「Visual Elite 2005.1.0 」のグラフィカル・エントリ機能は、SystemC2.1およびSCV(SystemC Verification)ライブラリの最新版をサポートしており、グラフィカルな環境でSystemCによるモデリングを行うことが可能で、同社の「Vista SystemC IDE」と双方向に連携させVisual Eliteで作成したデザインのデバッグや解析を行う事もできる。
Vistaへのエクスポートは、SystemCモデルからのトップダウンのエクスポートと、HDLを含む混在モデルからのボトムアップのエクスポート双方に対応しており、システムレベル設計とHDL設計の連携に効果的に作用する。
また、「Visual Elite 2005.1.0 」では、拡張ライブラリがサポートされ、HDL設計にあたっては殆どのFPGAおよびASICライブラリに含まれるユニットを効果的に活用することも出来るようになる。 Visual Elite は、シリコンベンダのライブラリの中から必要なコンポーネントのみを抽出する機能も備えており、ライブラリのアップデートに費やす時間を大幅に軽減できるという。
尚、今回発表された「Visual Elite 2005.1.0 」は2005年12月から出荷が開始される予定で、Visual Eliteの既存ユーザは保守の範囲でアップグレードすることができる。(プレスリリース要約)
※Visual Eliteに関する詳細はサミット・デザイン・ジャパンにお問い合わせ下さい。http://www.sd.com/japan
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