2005年11月21日、マグマの子会社マグマ・デザイン・オートメーション・インディアは、IC Excellenceプロジェクトの一貫として、インドの有数教育機関のひとつであるAnna Universityとのパートナー提携を発表した。
プレスリリース:http://www.magma-da.co.jp/newsandevent/press/2005112102.htm
マグマのIC Excellenceプロジェクトとは、インドにおけるLSI設計者の養成を目的とするプロジェクトで、マグマ社インディアは、トレーニング資料、アプリケーション・エンジニアによるサポート、ソフトウェア・ライセンスなどを提供し、一流工学教育機関と連携して設計者の教育を進めている。
今回、プロジェクトにおけるパートナー提携が発表されたAnna Universityは、インド南部のChennaiにあるインド有数の理工系大学で、17の学部、4つの専門校、19の研究センター、4研究所などを傘下にもつ。
発表によると、P.V. Ramakrishna博士率いる同大学工学部、ECE学科の学生達は、既にマグマ社製RTL-to-GDSIIデザイン・システムを使用して、タイミング、面積目標を達成し、パワー・インテグリティ、シグナル・インテグリティを維持したまま、CDMAレシーバのテープアウトを成功させているという。
■Anna University CEGキャンパス ECE学科主任 N. Gunasekaran教授のコメント:
「最先端技術を提供し、学生達をサポートし、徹底的に教育してくださったマグマ・デザイン・オートメーション社に感謝を述べたいと思います。私たちは迅速にテープアウトを行うことができたことに熱狂しております。また、ICインプリメンテーション手段として、マグマ社製品を使用して当大学のVLSIコースを拡大してまいります。」
■マグマ・デザイン・オートメーション・インディア マネージング・ディレクタ Anand Anandkukmar博士のコメント:
「新しい成長段階に突入しているインドの半導体業界では、現在の人材ギャップを克服するために、より多くのエンジニアに最先端VLSI設計教育を行うことが急務となっています。テレコム・チップの成功と迅速な完成は、インドの大学の人材の優秀さと、マグマ社製ツールによる優れた機能と設計期間の両方をあらわしています。」
「このパートナーシップは、Anna Universityの卒業生なので感慨もひとしおです。母校に恩返しをすることができ、喜んでいます。」
尚、このマグマのIC Excellenceプロジェクトには、有数企業、Karnataka州政府、インド政府IT省との協力の下、インド有数のVLSI教育機関におけるICフィジカル・デザインPG学位コースの設立も含まれているという。(プレスリリース要約)
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