2005年11月30日、東京大学ナノエレクトロニクス連携研究センターとシャープ株式会社は、次世代エレクトロニクスとして期待されているフレキシブルエレクトロニクスの研究開発を目的として、研究拠点『東大シャープラボ』を設立し、この12月より本格研究を開始すると発表した。
この研究開発拠点は、国立大学法人東京大学とシャープとの間で締結された共同研究契約(5年間の複数年度契約)に基づくものであるという。
プレスリリース:http://www.sharp.co.jp/corporate/news/051130-a.html
東大シャープラボは、東京大学とシャープが共同で研究開発及び管理・運営する新しい概念の研究開発拠点で、東京大学内部を中心に公募選任したプロジェクト専任研究者と、シャープの若手、中堅技術者が常駐体制で向こう5年間、フレキシブルエレクトロニクス(有機半導体デバイス、分子デバイスの基盤技術の研究開発)に関する共同研究を行なう。
大学の長期的学術・基礎研究力と企業の実用化研究力の統合化をはかり、従来に無い産学連携の新しい研究スタイルによって、独創的な要素基盤技術を研究開発することが狙いだという。
東大シャープラボの概要は以下の通り。
■設立: 2005年6月1日
■所在地:東京大学駒場オープンラボラトリ内(住所:東京都目黒区駒場4-6-1)
※東京大学ナノエレクトロニクス連携研究センターの一組織として設立
■組織:10名程度(当初)を予定
■ラボ長: 荒川 泰彦 (東京大学教授)
■研究期間: 2005年6月1日から2010年3月31日まで
■研究開発事項: フレキシブルエレクトロニクス(有機半導体デバイス、分子デバイスの基盤技術の研究開発)
(プレスリリース要約)
|ページの先頭へ|