2005年11月8日、アイピーフレックスは、高性能な分散処理システムを実現する「DAPDNAイーサネットプラットフォーム」の受注を開始したと発表した。
プレスリリース:http://www.ipflex.com/jp/4-corporate_profile/pr_051108.html
DAPDNAイーサネットプラットフォームは、多重並列化処理による高速処理が可能な同社のダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサDAPDNA-2の特長を活かし、従来、集中処理方式に頼らざるを得なかったデータ処理を、イーサネットを活用した分散処理によって高速かつ効率的に処理することができる。
DAPDNAイーサネットプラットフォームは、マザーボード「DAPDNA-EP100」と外部とのインタフェース機能を持つドーターボードによって構成され、CameraLinkインタフェースを持つドーターボード「EP-CLM1」の受注も合わせて開始されるという。
DAPDNA-EP100およびEP-CLM1をカメラ側に組み込むことによって、画像処理、画像検査装置、マシンビジョン応用機器などの開発者は、高速かつ効率的な分散処理システムを構築することが可能で、CameraLink以外にもアプリケーションに応じたインタフェース用ドーターボードをDAPDNA-EP100と組み合わせることによって、様々な分野の分散処理システムを構築することができる。
また、DAPDNAイーサネットプラットフォームおよびDAPDNA評価キットシリーズの各ボードに対応するデバッギング・ボックス「DAPDNA-DBU」を用いることにより、USB 2.0/1.1によって動作検証を行うことができ、ソフトウェアとハードウェアの協調設計を効率的に実現することが可能。同デバッギング・ボックスも合わせて受注が開始されている。
尚、発表されたDAPDNAイーサネットプラットフォームは、11月16日?18日、パシフィコ横浜で開催される、Embedded Technology 2005にて製品が展示される予定。(プレスリリース要約)
その他、DAPDNAイーサネットプラットフォームに関する詳細は、アイピーフレックス社ホームページをご参照下さい。
アイピーフレックス:http://www.ipflex.com/jp/index.html
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