2005年10月26日、米カーボン・デザイン・システムズは、パシフィック・デザインとの連携を発表した。
プレスリリース:http://www.carbondesignsystems.com/corpsite/news/pdf/newsrelease_company_10262005.pdf
米カーボン社は、SoCの仮想プロトタイピング環境を手掛ける企業でSoCの上流設計における高速なシステム検証ソリューションを提供している。
今回の発表によると、カーボン社のVSP(バーチャル・システム・プロトタイピング)検証プラットフォームが、パシフィック・デザインのカスタム・プロセッサVUPUとインストラクション・セット・シミュレーターを新たにサポートし、これにより、カーボン社の検証環境で、VUPUを搭載したSoCのプロトタイプを製品化前に高速に検証することが可能になるという。
カーボン社のVSP検証環境は、他社製品で9時間かかるSoCのバーチャル検証を、約40分で高速に処理できるとしている。(プレスリリース要約)
※VUPU:
ユーザのカスタム命令を追加できるカスタム・プロセッサ。ハードウェアユニット(VU)とRISC汎用プロセッサユニット(PU)で構成され、16ビット版と32ビット版がラインナップされている。
VUPUの開発元 パシフィック・デザイン株式会社のホームページはこちら:http://www.pdi.co.jp/
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