2005年10月4日、ザイリンクスは、フランスのパリで開催中の IAEC (International Automotive Electronics Congress) において、同社の自動車向けPLD XA (Xilinx Automotive) ファミリを拡張し、低コストの Spartan-3E ファミリおよび高性能の Virtex-4 プラットフォーム FPGA ファミリを新たに加えると発表した。
プレスリリース:http://www.xilinx.co.jp/japan/j_prs_rls/end_markets/0592xa_j.htm
すでに自動車業界で PLD のリーディング サプライヤとして認められているザイリンクス社は、ISO TS16949 認証、AEC-Q100 認証フロー、および PPAP ドキュメンテーション プロセス等を始めとした自動車業界の厳しい要求条件を満たす広範囲なデバイスを提供可能な唯一の PLD サプライヤでもある。 32 ビットの MicroBlaze ソフト プロセッサ ソリューションを含む新しい低コストの Spartan-3E デバイス、また、エンベデッド PowerPC、DSP 乗算器、および Ethernet MAC ブロック等を搭載した高性能な Virtex-4 FX12 デバイスをXAファミリに加えることにより、自動車エンジニアは品質が保証されたコンポーネントを使い設計目標を満たすことが可能になる。
また、ザイリンクスの XA デバイスを使用するユーザは、新たに開発された CAN (Controller Area Network) ソリューションなど業界に特化したIPを含む、ザイリンクスの LogiCore ライブラリの中から IP を利用できるほか、ザイリンクス アライアンス パートナ プログラムを通じて、LIN、CAN、IDB1394、USB およびディスプレイ コントローラ等を始めとしたサードパーティ IP サポートのフル セットを利用することも可能である。
尚、全ての XA デバイスは現在サンプル出荷中で、10 万システムゲート規模の XA シリーズ Spartan-3 FPGA デバイスの価格は 2006 年度後半、10 万個購入時で 3.00 ドル以下から、また XA シリーズの Virtex-4 FX12 デバイスの価格は 2006 年度後半、10 万個購入時で 40.00 ドル以下からスタートする予定。(プレスリリース要約)
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