2005年10月27日、メンター・グラフィックス社は、PCB設計ソリューション「PADS 2005 spac1 Japan」のリリースを発表した。
プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2005/051027.html
このリリースでは、漢字をサポートするとともに、PADS Logicの機能強化による回路図入力、表示、解析の高速化とPADSフロー全体に渡る使い易さの向上が行われている。
PADS2005 spac1 Japanでリリースされた新機能は以下の通り。
■PADS Logic:
アクティブ・フィールドを含むカスタム・タイトルブロック、新しくなったユーザー・インタフェース、全ての新規部品に適用する属性を定義する機能
■PADS Layout:
製造プロセスでの銅箔バランス調整に役立つ、基板外形の外側まで銅箔ベタ領域を定義する機能
■PADS Logic、PADS Layout:
True Typeフォントのサポートによる、外国語文字への対応と読みやすさ向上
■PADS AutoRouter:
コンポーネント・ルールを持つ差動ペア配線時のエスケープ・パスの処理改善
■PADS Logic PDF:
標準PDFフォーマットの回路図表現を作成でき、PADS Logicを持っていないユーザーも回路図を閲覧、共有可能。設計のポータビリティとアクセス性を改善すると同時に、設計に対して不慮の変更が行われてしまうのを防ぐ。
■PADS SPICEnet:
PADS Logicと業界標準SPICEプログラム間のインタフェースを提供
■SPICEネットリスト生成時に参照可能なAnalog Simulationチュートリアル:
PADS Logicからアナログ・シミュレーションまでのフロー概要と、PADS Libraryにアナログ・モデルを追加する方法を解説
■HyperLynx 7.5:
マルチドロップ・バス(DDR、DDR2、PCI、PCI-X等)への対応を含む大幅な機能強化と、10000点以上の新規IBISモデルの追加
(プレスリリース要約)
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