2005年10月3日、シノプシスは、歩留まり管理ソフトウェアとテスト・チップ・ソリューションのリーディング・カンパニーであるHPL Technologies&knm Inc.買収の正式契約書にサインをしたと発表した。
プレスリリース:http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2005/20051003.html
シノプシスは、この買収により、半導体製造プロセスに直接的にリンクする包括的なdesign-to-siliconフローを初めて提供することとなり、design for manufacturing(DFM)におけるリーディングEDAベンダとしての地位は確固たるものとなった。HPL社の歩留まり管理とテスト・チップ・テクノロジをシノプシスの業界最先端DFMツール群に統合することにより、顧客は先進の半導体デバイスにおける設計と製造の収益性を改善し、生産性を向上させることができる。
契約条件によると、シノプシスはHPL社を約1&knm300万米ドル、あるいは1株あたり0.30米ドルで買収する。HPL社の株主の承諾が必要な現金による買収は、シノプシスの2006年会計年度の第1四半期中に締結する予定であり、慣例の締結条件に従うものとする。
シノプシスのDFMソリューションは、配置配線からフィジカル検証(RET? resolution enhancement technology 超解像技術)、マスク最適化、そしてプロセス・チューニング(TCAD)至るまで、製造における問題点を設計初期段階で特定および対処可能にしており、従来のEDAの範疇を超えたソリューションを提供ている。 HPL社の技術をシノプシスのDFMソリューションに統合することにより、シノプシスは、製造工程へのリンクを強化し、システマティック欠陥を削減するために必要な歩留まりデータへのダイレクト・アクセスを実現する。(プレスリリース要約)
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