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シノプシス、SystemVerilog対応のテストベンチ自動生成ツール「Pioneer-NTB」を発表

2005年9月26日、シノプシスは、SystemVerilogのテストベンチ自動生成ツール「Pioneer-NTB」を発表した。

プレスリリース:http://www.synopsys.com/news/announce/press2005/pioneer_ntb_pr.html(米国)
http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2005/20050926-1.html(日本)

VCSの技術によって構築されているPioneer-NTBは、テストベンチの自動生成ツールで、機能カバレッジ、アサーション解析、検証IPなどが統合され、同社のVerilogシミュレータVCSの他にメンターのModelSim、ケイデンスのNC-Simなどサードパーティーツールと繋げて使用する事ができる。

また、Pioneer-NTBには、SystemVerilogとOpenVeraをサポートするシノプシスのネイティブ・テストベンチが組み込まれているほか、同日、合わせて発表されたVCS Verification Library を用いることにより、テストベンチ、機能カバレッジ、アサーション、検証IPの最適化を行う事もできる。更に、 搭載されるグラフィカルなデバッグ環境を持ちいる事により、テストベンチとアサーションのデバッグも可能だという。

Pioneer-NTBは、Veraユーザ及びPioneer-NTB新規ユーザにPioneer-NTBとVeraを統合したシングルパッケージとして提供され、OpenVera言語もサポートされる。現在は特定顧客のみの提供で、一般顧客への提供は2005年12月より開始される予定。(プレスリリース要約)

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2005/09/27 )

 

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