2005年9月22日、ソニーはグループ経営方針説明会を開催し、グループ全体で1万人の人員削減を柱とする中期経営計画を発表した。
プレスリリース:http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200509/05-050/index.html
ストリンガー会長と中鉢良治社長の体制で練られたソニー再建策の要点は以下の通り。
■エレクトロニクス事業の復活を最優先
■エレクトロニクス事業に人材や投資を集中し現行のカンパニー制を廃止
■グループ全体の社員約15万人のうち、2007年度末までに国内4000人、海外6000人の人員を削減
■世界全体の製造拠点を11ヶ所閉鎖し、65ヶ所から54箇所に再編
■2007年度末までに2000億円のコスト削減を実現
■保有資産を見直し、株式・不動産など1200億円分を売却
尚、ソニーはエレクトロニクス事業の改革に集中するため、予定していた金融部門の持ち株会社の株式公開は、2007年度以降に延期し、上記した再建策のもとエレクトロニクス、ゲーム、エンタテインメントの3事業をコアに巻き返しを図る。
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