2005年9月21日、米LSIロジックは、事業戦略についての説明会を行うと同時に、同社のSAS(シリアル・アタッチド・SCSI)の市場シェアが80%を超えたと発表した。
プレスリリース:http://www.lsilogic.jp/newsarchives/release/pdf/2005/050921.pdf
SASは、従来のSCSIの後継規格で、データ転送速度と拡張性に優れた次世代HDDインタフェースとして注目されている。
同社は、既にSASのコントローラー・チップを米ヒューレット・パッカード、米デル、米サン・マイクロシステムズ、富士通シーメンス、などの主要なサーバ及びストレージ・ベンダーに供給しており、今後は国内においても、NECや富士通などが同社のSAS製品を搭載したサーバ製品を出荷する予定であるという。また、ハードディスク・ドライブについても、日立や富士通などのハー大手ベンダで同社の製品が採用されている。
今年5月に同社のCEOに就任したアビ・タルウォーカー氏(元Intelヴァイスプレジデント)は、同社のSAS製品に関する戦略の成功と今後の更なる成長性を語り、市場牽引の意気込みを表明した。
同社はSAS関連製品で、今後3年間に全世界で4億5000万ドルの売り上げを見込む。
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