2005年9月7日、米国アルテラ・コーポレーション社(Altera Corporation. カリフォルニア州サンノゼ)は、日本電気株式会社(以下、NEC)が、高速パケット通信HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)方式の3GPP W-CDMA基地局に、Cyclone FPGA製品およびMAX 3000 CPLD製品を採用したことを発表した。
プレスリリース:http://www.altera.co.jp/corporate/news_room/releases/products/nr-NEC.html
コスト優位性と広範な鉛フリー製品の提供がその理由として挙げられている。
以下、今回の発表に関する関係各社のコメント
■NEC モバイルネットワーク事業本部 副事業本部長 遠藤信博博士
「アルテラ製品の採用により、当社は最小コストFPGA製品およびCPLD製品の利用が可能となった他、アルテラの第3世代ワイヤレス技術における豊かな経験を活用することができます。その結果、アルテラと共に当社のW-CDMA基地局向けの革新的かつ世界水準のDSPソリューションを構築することができました。また、当社とアルテラは製品ロードマップを共有し、Cyclone II およびMAX II デバイス・ファミリによって確実に実現される、当社製品の更なる低コスト化への手段を確立することができました」
■アルテラ ワイヤレス・ビジネス・ユニット担当シニア・ディレクタ アルーン・イエンガー氏(Arun Iyengar)
「当社はNECなどの通信技術リーダー企業と協力し、第3世代およびそれ以降の世代を含む世界最先端のワイヤレス・ネットワークの実現に取り組んでいます。CycloneファミリおよびMAXファミリは広帯域モバイル・インフラストラクチャ・システム設計で直面する課題に対応する柔軟性、性能、および集積度を最も低いコストで提供します」
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