2005年9月28日、アクテルは、自社の不揮発性FPGAのパワーアップ・タイム(電源投入後、動作が開始するまでの時間)が他社のSRAMベースFPGAと比較して最大4&knm000倍高速であり、プログラマブル・ロジック業界最速のパワーアップ時間を誇ることを発表した。
プレスリリース:http://www.actel.com/intl/japan/company/press/2005pr/0928_LAPU.htm
アクテルのFPGAの最大の特徴は、ワンチップで電源投入後即動作(live at power-up、LAPU)する特性をもつという点で、これにより、パワーアップと初期化用の追加回路が不要となり、トータル・システム・コストを削減することができる。
アクテルはこのメリットを生かし、電源投入後即動作するデバイスを容易に選択できるよう、各種半導体ソリューションの初期化能力を定量化するLAPU分類システムを新たに開発し、パワーアップ時間における比較結果やこのLAPU分類システムに関する情報を公開している。
ライブ・アット・パワーアップ・ホワイト・ペーパー:http://www.actel.com/documents/LAPU_WP.pdf
また、アクテルのオンラインLAPUリソース・センター(LAPU Resource Center)では、設計者を対象に、FPGA設計のパワーアップの問題に関連する情報を提供しており、ホワイト・ペーパー、製品情報カタログ(PIB)、アプリケーション・ノート、その他技術情報へのリンクが施されている。
LAPUリソース・センター:http://www.actel.com/products/rescenter/lapu/index.html
電源投入後即動作する特性を持つアクテルの不揮発性FPGAは、電圧を上げる時にシステム起動タスク、システム・コンフィグレーション、監視を支援できる唯一のデバイスで、即時のパワーアップやトータル・システム・コストの削減が求められる自動車、民生機器、医療機器、軍需用途などの分野に最適であるという。(プレスリリース要約)
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