2011年6月28日、Cadenceは、同社が運営していたWebサイト「UVM World」をAccelleraに寄贈したことを発表した。プレスリリース文Webサイト「UVM World」は、「UVM」ユーザー向けの情報サイトとしてCadenceによって2010年5月に開設された。(Accelleraによって「OVM」と「VMM」の統合計画が発表されたのが2009年12月)開設から1年以上に渡り、
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2011年6月アーカイブ
第48回Design Automation Conferenceに出展していたRocketickのブース・レポート。Rocketickは、今回DAC初出展の新興ベンダ。2008年にイスラエルで設立された会社で、そのChairmanであるAvi Fried氏はAvanti,Quickturn、Cadenceなどに在籍していた経験もある業界のマネジメント業のベテラン。CEOのUri Tal氏は、元Br
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第48回Design Automation Conferenceに出展していたCoFluentのブース・レポート。CoFluentのブースでは、同社のSystemCベースESL環境「Cofluent Studio」の最新バージョン4.0を展示していた。同社の日本責任者である山下氏によると、「Cofluent Studio」最新バージョンの新機能および改善点は大きく4つ。まず、SystemC TLM
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2011年6月23日、アナデジ混在デザイン向けDFYツール「WiCkeD」を手掛ける独MunEDAは、同社のツールを東芝が採用した事を発表した。プレスリリース文発表によると東芝は、アナデジ混在デザイン向けDFYツール「WiCkeD」ツールスイートを社内のカスタムIC設計フローに採用。その効果を東芝の浦川氏(株式会社東芝セミコンダクタ社ロジックLSI事業部ロジックLSI 製品設計部部長)は、以下のよ
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第48回Design Automation Conferenceに出展していたVayavya Labsのブース・レポート。Vayavya Labs(ワヤヴィャ ラブズ)は、インドを拠点とするソフトウェア・ベンダで、設立は2006年、初のDAC出展となる今回、業界唯一とアピールするデバイス・ドライバの自動生成ツールを展示していた。Gary Smith EDAも注目ツールとしてリストアップしていた同社
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2011年6月22日、EDA関連の標準化団体Accelleraとシステム記述言語SystemCの普及団体OSCI(Open SystemC Initiative)は、両団体の統合計画を発表した。プレスリリース文発表によると両団体は、両団体の標準化活動の相乗効果と補完性から、両団体を統一し新たな組織を作るという方向性に到達。その計画に対し覚書を交わした。2011年末までに統一の方針と手順を固める計画
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第48回Design Automation Conferenceに出展していたOski Technologyのブース・レポート。Oski Technologyは、2005年設立のEDAベンチャーで今回が初のDAC出展。本拠地はマウンテンビューでインドにもオフィスを構える。CEOのVigyan Singhal氏は元Jasper Design Automationのエンジニアで、Jasperへのリスペ
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第48回Design Automation Conferenceに出展していたIC Manageのブース・レポート。IC Manageは、社名が表すとおりIC設計のマネジメント・ソリューションを提供する会社で設立は2003年。リポジトリベースの設計データ管理システム「Global Design Platform (GDP)」を提供している。当初はカスタム設計における設計データ管理にフォーカスしてい
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2011年6月20日、プロセッサ開発システム「ASIP Meister」を手掛ける国内のEDAベンチャーエイシップ・ソリューションズは、新製品となるプロセッサIPコア「ASIP68000S」を発表した。プレスリリース文ASIPSによると「ASIP68000S」は、70年代後半に発売され96年にディスコンとなったモトローラのマイクロ・プロセッサ「MC68000」の命令セットが実行可能な16ビット/3
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第48回Design Automation Conferenceに出展していたNECのブース・レポート。※修正ありNECブースでは、もはや日本ではお馴染みのC言語からの高位合成ツール「CyberWorkBench」の最新版を展示していた。ESL手法の普及と共に北米でもHLSへの注目が高まっているためか、同社のブースは例年よりも盛況だった様子。取材時の他に何度か同社のブース前を通ったが、説明員が常に
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2011年6月17日、ARMはEDAベンダの米Obsidian Softwareを買収したことを発表した。プレスリリース文今回の買収について買収額などの条件は明らかにされていないが、ARMはObsidianを買収し、その検証ソリューションを含めたチームを自社のプロセッサ・検証チームの一部とする予定。ARMとObsidianの付き合いは、ARMのプロセッサ「Cortex-A8」の初期開発段階からとい
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第48回Design Automation Conferenceに出展していたNextOpのブース・レポート。NextOpは今年が3回目のDAC出展。一昨年はスイートのみで密かに製品を紹介し、昨年はDAC前に製品リリースを発表。そして今年は早くも大手顧客のNVIDIAとAlteraがライセンス契約を拡張したというニュースをDAC前に送り出した。NextOpは、RTLのデザインとテストベンチから機能
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SystemC関連の技術セミナーとして世界最大の規模を誇る「SystemC Japan」昨年に引続きOSCI主催の下、スポンサー15社が集まり過去最大規模で開催致します。開催6回目となる今年の「SystemC Japan 2011」では、基調講演およびOSCIによる最新のSystemC動向報告と合わせてSystemCユーザーによる設計事例の発表を計4件予定しております。 どなたでもご参加頂ける恒例
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第48回Design Automation Conferenceに出展していたelement14のブース・レポート。48DACが初出展のelement14は、いわゆるネット通販型の電子部品ディストリビューターで、あらゆる電子部品をオンラインで供給している。日本ではDigiKeyなどの通販業者が有名だが、element14は電子部品と合わせてツールなどのソフトウェアやIPなども販売しており、何よりも
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第48回Design Automation Conferenceに出展していたApache Design Solutionsのブース・レポート。Apacheは昨年以上と思われる強大なブースを構え活気を見せていた。同社は現在業界10年ぶりとなるIPOを申請中で、勢いのある中堅ベンダの筆頭と言える存在。ダイナミックパワー解析ツール「RedHawk」を中心に、Power周りのソリューションを次々と拡張し
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【48DAC】読者プレゼント、UVM本、BSV本、Cadence-Tシャツ、DAC-Tシャツ2011年6月5日-9日、米カリフォルニア州サンディエゴで開催された第48回Design Automation Conference関連の読者プレゼント。48DACの出展社様に頂いた以下の4アイテムをプレゼント致します。ご希望の方は、ご希望のアイテム(一人一つまで)にコメントを沿えて下記メールアドレス宛てに
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第48回Design Automation Conferenceで行なわれたGary Smith EDA社代表、Gary Smith氏の講演レポート。DACの恒例行事の一つである、業界のご意見番アナリストGary Smith氏の講演がDAC展示初日の6月6日(月)に行なわれた。講演タイトルは「Trends and What's Hot at DAC」。昨年もそうであったように、Gary Smith
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2011年6月5日-9日、米カリフォルニア州サンディエゴで第48回Design Automation Conferenceが開催された。48DAC公式ページ4年ぶりのサンディゴ開催となった今回のDAC。出展社数は前回アナハイム開催の47DACを僅かに上回ったが、2007年サンディエゴ開催の44DACと比較すると、その数は248社から178社へと約30%減少。多くの関係者が口にしていたように、その開
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2011年6月5日より、カリフォルニア州サンディエゴにて第48回Design Automation Conferenceが開催される。48回DAC公式サイト年々出展社数、来場者数共に減少傾向にあるDACは、今回から「組込みシステムおよびソフトウェア開発」の要素を大々的に取り込み、カンファレンスとして新たな方向性を示そうとしている。その甲斐あってか、はたまた景気回復のおかげか、少なくとも展示会の出展
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2011年6月3日、Mentor Graphicsは、電気プラットフォーム設計向けの新製品群「Capital」を発表した。プレスリリース文Mentorの「Capital」は、既存のワイヤ・ハーネス設計ツール「CHS」をベースに、ワイヤ・ハーネス設計以外の分野もカバーする製品群の総称で、3種類の新製品と既存の「CHS」製品群によって構成されるもの。これまでMentorは、競合が手を出していないワイヤ
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2011年6月2日、シーケンシャル・アナリシス技術でEDA製品を展開する米Calypto Design Systems社は、同社等価性検証ツール「SLEC」のバージョンアップを発表した。プレスリリース文Calyptoの「SLEC」ファミリ製品は、C言語レベルの等価性チェックが可能な「SLEC System」、個別の高位合成ツールのフローに対応する「SLEC System HLS」、RTL対RTLの
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2011年5月31日、これまでPhysware社としてEDAソリューションを提供してきた米Nimbic社は、クラウドベースの新たなEDAソリューションを発表した。プレスリリース文Nimbicの提供するEDAツールは、PCBボードおよびICパッケージ向けの3次元電磁解析ツール「nWave」と3次元寄生抽出ツール「nAPEX」の2製品で、それぞれ前身のPhyswareにて「PhysWAVE」、「Phy
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2011年5月31日、業界標準ツール「SpyGlass」をはじめとしたRTL解析ソリューションを手掛ける米Atrenta社は、RTL設計に関するテキスト本の出版を発表した。プレスリリース文今回Atrentaが出版した本のタイトルは、「Principles of VLSI RTL Design, A Practical Guide」、AtrentaのインドのR&Dセンターに所属するエンジニア
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2011年6月1日、次世代STAを手掛けるExtreme DAは、新製品として次世代寄生RC抽出ツール「GoldX」をリリースした事を発表した。プレスリリース文発表によると新製品「GoldX」は、40nm以降の先端プロセス・デザインをターゲットとした次世代寄生RC抽出ツールで、そのキャパシティは最大500Mゲート、1000万ネットのRC抽出を1?2時間という超高速で処理することが可能で、その精度誤
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2011年5月31日、論理シミュレータ他、各種ASIC/FPGA設計ツールを手掛ける米Aldec社は、Avnet Electronics Marketing Asiaとの販売契約締結を発表。プレスリリース文Aldecによると今回の販売契約に基づいてAvnetはアジア太平洋地域において、Aldecの論理シミュレーター「Active-HDL Designer Edition」を販売する予定。Avnet
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EDA上位3社Cadence,Mentor Graphics,Synopsysの売上推移。各社売上報告の数字をグラフ化しました。※Cadenceは、会計上の四半期を1-3月,4-6月,7-9月,10-11月と設定しているが、グラフ上は、MentorおよびSynopsysの四半期設定である2-4月,5-7月,8-10月,11-1月に合わせている。※Cadence株価推移※Mentor株価推移※Syn
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2011年5月25日、次世代配置配線ツールを手掛けるATopTechと次世代STAを手掛けるExtreme DAは、タイミング・サインオフ・ソリューションに関する両社のパートナーシップを発表した。プレスリリース文発表によると、Extreme DAが同社の次世代STA「GoldTime」で使用しているタイミング解析エンジンをATopTechにライセンスし、ATopTechは同社の配置配線ツール「Ap
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2011年5月26日、シーケンシャル・アナリシス技術でEDA製品を展開する米Calypto Design Systems社は、同社のRTL消費電力最適化ツール「PowerPro」のバージョンアップを発表した。プレスリリース文発表によると、「PowerPro」最新のバージョン5.0では、消費電力最適化のためのより高度なリセット論理の挿入機能が実装されたほか、新たなRTL消費電力解析機能、FSDB(F
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2011年6月1日、Mentor Graphicsは、高位合成ツール「Catapult C Synthesis」の新機能「TLM合成機能」を発表した。プレスリリース文Mentorの発表によると今回新たにサポートされた「TLM合成機能」は、文字通りSystemC TLM記述からの高位合成(RTL合成)を実現するもので、具体的には、TLM 2.0ベースのモデルをプロトコル固有のピン精度のSystemC
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2011年5月31日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2011年4月の世界半導体売上高を発表した。プレスリリース文SIAの報告によると、2011年4月の世界半導体売上高は246億7000万ドル。前年同時期比は約3.9%増、前月比約2.2%減という統計結果となった。世界半導体売上は、先月2011年3月より成長率が前年比1ケタ台になり、言わば安定サイ
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