2011年1月31日、Xilinxは高位合成ツールを手掛けるEDAベンチャーAutoESL Design Technologiesの買収を発表した。プレスリリース文今回の買収について、その条件などの詳細は明らかにされていないが、AutoESLの従業員の大半はXilinxに移る様子。当然ながらその高位合成技術はXilinxのFPGA設計環境に取り込まれる事になる。AutoESLの高位合成ツール「Au
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2011年1月アーカイブ
パシフィコ横浜で開催されたElectronic Design and Solution Fair 2011のレポート。米Jasper Design Automation社のフォーマル検証ツールを日本で供給するCyberTec社のブースでは、今回のEDSFairが初お披露目となる新製品「ActiveProp」を展示していた。Jasper社の新製品「ActiveProp」は、RTLコードの機能検証およ
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パシフィコ横浜で開催されたElectronic Design and Solution Fair 2011のレポート。初日の1月27日、会場内の特設ステージで「システムLSI設計の今後-22nm時代に向けて-」と題したパネル・ディスカッションが行われた。同セッションでは、22nm時代に向けた設計課題として、ばらつき、低電力、信頼性の3つを取り上げ、3人のパネリストがそれぞれにその重要性と対策を語っ
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パシフィコ横浜で開催中のElectronic Design and Solution Fair 2011のレポート。初日の1月27日、会場内の特設ステージで「システムLSI設計の今後-22nm時代に向けて-」と題したパネル・ディスカッションが行われた。同セッションでは、22nm時代に向けた設計課題として、ばらつき、低電力、信頼性の3つを取り上げ、3人のパネリストがそれぞれにその重要性と対策を語った
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2011年1月25日、高精度RC抽出ツールを手掛ける米Silicon Frontlineは、同社の2010年実績を発表した。プレスリリース文発表によると同社は2010年Q4(10-12月)に複数の新規顧客を獲得して2010年を終了。その顧客数は計30社に達しており、半導体上位30社のうち10社が同社の寄生抽出ツールを採用しているという。Silicon Frontlineの製品は、パワーMOS混載チ
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2011年1月25日、統計的手法も取り込むタイミング解析ツールを手掛ける米Extreme DA社は、同社の2010年売上が過去最高となった事を発表した。プレスリリース文発表によるとExtreme DAは、2010年を通じて四半期毎に新規顧客を獲得し売上を拡大。既存顧客のリニューアルも含めて2010年は同社過去最高の売上を記録した。ファブレス上位10社のうち4社が同社の顧客に名を連ねているという事で
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2011年1月26日、メンター・グラフィックスは、富士通セミコンダクターが回路のトポロジカル・チェックを行う「Calibre PERC」を採用したことを発表した。プレスリリース文発表によると富士通セミコンダクターは、ICの製造開始前にチップの正確性と信頼性を高めるために行う電気的ルール・チェックの工程にメンターの「Calibre PERC」を採用。同社では、これまで目視によるレイアウト検査とカスタ
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2011年1月25日、フォーマル検証を中心とした検証ツールを手掛ける、米Real Intent社は、同社の2010年の売上実績について発表した。プレスリリース文発表では具体的な金額は明らかにされていないが、Real Intentの2010年売上は前年比80%増を達成。その顧客数は1.5倍に増えたようだ。今までの発表内容からすると、その顧客数は70以上となっていると思われる。Real Intentは
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2011年1月26日、米Bluspec社の高位合成ツールの日本代理店を務めるサイバネットシステムは、日立製作所がBluespecの高位合成ツールセットを採用した事を発表した。プレスリリース文発表によると日立製作所は、同社の通信ネットワーク事業部の通信ネットワークシステム製品に搭載されるLSIおよびFPGAの開発向けにBluespecの高位合成ツールセットを採用。上流設計およびシステム検証にBlue
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2011年1月24日、フォーマル検証ツールを手掛ける独OneSpin Solutionは、同社の株主が代わり新たにイギリスのベンチャー・キャピタル Azini Capitalが同社のオーナーとなった事を発表した。プレスリリース文OneSpin Solutionは、これまでドイツの半導体メーカーInfineon TechnologiesとInfineonとベンチャー・キャピタルApax Partne
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2011年1月25日、ハードウェアベースの検証ソリューションを手掛ける仏EVE社は、デジタルTV向けLSIをはじめとした各種コンシューマ製品向け専用チップを手掛ける米Zoran社が「ZeBu-Server」を採用した事を発表した。プレスリリース文EVEによるとZoranは数百万ゲートクラスのマルチファンクションSoCの検証用にEVEのエミュレーション環境の最高峰「ZeBu-Server」を採用。Z
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2011年1月25日、ハードウェアベースの検証ソリューションを手掛ける仏EVE社は、同社のZeBuエミュレーション・プラットフォームのデバッグ機能の強化を発表した。プレスリリース文今回EVEが発表した新たなデバッグ機能は、CSA (Combinational Signal Access)と呼ぶ波形生成機能で、これによりデザイン内のあらゆるRTLネット、レジスタおよびメモリの値を制限無くトレースする
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2011年1月24、25日とSTARCとEDAベンダ各社がコラボレーション成果と採用実績を相次いで発表した。EDA関連の展示会EDSFair2011の開催前というタイミングにより発表が集中した。まずSTARCによる発表が4つ。いずれもSTARCの幹事会社9社のうち5社が参加している、アナログ/ミックスド・シグナル設計フロー「STARCAD AMSフロー」の構築に関するものである。・STARCAD
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2011年1月21日、EDAツールの輸入販売と各種解析、開発サービスを手掛けるシグナル工房は、 米Legend Design Technology社および米IO Methodology社と共同で高速伝送線路シミュレーションの統合環境「PCBsim」を開発したことを発表した。プレスリリース文発表によると3社が共同開発した「PCBsim」は、日本のニーズに合わせた日本人エンジニア用のツールとして開発さ
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2011年1月25日、アルテラは、2010会計年度第4四半期(2010年10-12月)の売上を報告した。プレスリリース文アルテラの2010会計年度Q4(2010年10-12月) の売上は、前年比52%増、前Q3比5%増の5億5540万ドル。純利益は2億3160万ドルで前年同時期の2倍以上だった。アルテラの2010年売上合計は19億5440万ドルで前年比64%増を達成。純利益は7億8280万ドルで前
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2011年1月19日、ザイリンクスは、2011会計年度第3四半期(2010年10-12月)の売上を報告した。プレスリリース文ザイリンクスの2011会計年度Q3 (2010年10-12月) の売上は、前年比10%増、前Q2比8%減の5億6720万ドル。純利益は1億5230万ドルで前年同時期の42%増だった。ザイリンクスは2009年10月から2010年9月まで4四半期連続で四半期売上記録を更新していた
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2011年1月18日Magmaとジーダットは両社製品のコラボレーションを発表した。プレスリリース文発表によると今回のコラボレーションは、ジーダットのアナログ設計環境「α-SX」とMagmaの回路シミュレータ「FineSim SPICE」を接続したアナログ/ミックスシグナル設計環境の提供で、両社製品の特徴を生かしたソリューションでシェアの拡大を目指す。※株式会社ジーダット※マグマ・デザイン・オートメ
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2011年1月19日、ESLソリューションを手掛ける米Carbon Design Systems社は、同社の2010年売上が前年比35%を達成したと発表した。プレスリリース文Carbonは具体的な売上額は明らかにしていないが、ワールドワイドの各市場で売上増を達成したようで、昨年始動したクラウドベースのIPモデル提供ソリューション「IP Exchange」がその売上増に大きく貢献したという。「IP
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2011年1月19日、クロックツリー合成ツールを手掛ける米Azuro社は、同社の「PowerCentric」が無線チップのファブレス米SiBEAMに採用された事を発表した。プレスリリース文Azuroの「PowerCentric」を採用したSiBEAMの担当者によると、「PowerCentric」はマルチモード/マルチコーナーのレイアウト最適化にも対応できるクロック・ツリー合成として、より小さく消費
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2011年1月18日、システムレベルからのパワー/熱解析ソリューションを手掛ける、仏DOCEA Powerは、同社のESLツール「Aceplorer」が東京大学のメモリシステム研究で利用されていることを発表した。プレスリリース文発表によると、国家プロジェクトの一部として東京大学の竹内研究室で進められているメモリシステムの研究にて、消費電力の評価ツールとしてDOCEA Powerの「Aceplore
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2011年1月17日、カスタムIC設計環境ならびにハードウェア検証・デバッグソリューションを手掛けるSpringSoftは、米ファブレスベンチャーParade Technologiesが同社のデバッグ環境「Verdi」を採用した事を発表した。プレスリリース文http://www.springsoft.com/news-events/news/product-news/verdi-parade-01
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2011年1月17日、凸版印刷とIBMは、14nm対応のフォトマスク製造プロセスを共同開発する事を発表した。プレスリリース文発表によると両社の共同開発は、2011年1月から2012年にかけて、IBMバーリントン・フォトマスク工場と凸版印刷の朝霞フォトマスク工場で行われる予定。凸版は14nm世代に向けて新技術であるEUVリソグラフィ(超紫外線露光技術)を開発する予定。プレスリリース文によると、業界で
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2011年1月17日、シーケンシャル・アナリシス技術でEDA製品を展開する米Calypto Design Systems社は、同社のRTL消費電力最適化ツール「PowerPro」のバージョンアップを発表した。※追記ありプレスリリース文発表によるとリリースされた「PowerPro4.1」は、ツール内部の処理が改善され、数百万ゲートのデザインで平均2倍、最大5倍の高速化を実現。また、新たな論理演算式最
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2010年1月13日、EDA関連の標準化推進機関である米Si2は、EDA用のデータベース「OpenAccess」の新バージョンのリリースを発表した。プレスリリース文Si2によると「OpenAccess」の新バージョンでは、新たにマルチ・スレッディングをサポートしており、今後同機能はユーザーのフィードバックを受けて更に拡張していく予定。また、合わせて32nmプロセス向けの新たな制約が計19種類追加さ
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2010年1月13日、半導体ファウンドリ大手のGLOBALFOUNDRIESは、28nm低電力プロセスのデジタル・デザイン・フローを発表した。プレスリリース文今回発表されたデザイン・フローは、GLOBALFOUNDRIESのHigh-k/メタルゲートを採用した28nm super low-power (SLP)プロセス・テクノロジをベースとしたもので、EDAならびにIPベンダ各社とのコラボレーショ
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2011年1月11日、フォーマル検証ツールを手掛ける米Jasper Design Automation社は、イスラエルにR&Dセンターを開設した事を発表した。プレスリリース文発表によると、今回イスラエルのHaifaに開発したR&DセンターはJasper4つ目のR&Dセンターで、 Jasperは既にブラジルのBelo Horizonte、スウェーデンのGoteborg、そして
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2010年1月11日、Synopsysは、マツダがECUの検証でSynopsysのバーチャル・プロトタイピング環境「CoMET/METeor」を採用した事を発表した。プレスリリース文発表によるとマツダは、Synopsysのバーチャル・プロトタイピング環境「CoMET/METeor」を用いて、実際の車両テストでは危険で困難なテストを仮想的に行い、ECUの安全性、信頼性、品質の向上に役立てているとの事
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2010年1月11日、Cadenceは、同社の検証ソリューションの大幅な機能向上を発表した。プレスリリース文発表によるとCadenceは「Incisive」ファミリを中心とする同社の検証ソリューションにて、検証メソドロジ「Universal Verification Methodology (UVM) 」バージョン1.0をフル・サポート。合わせて600を超える新機能を実装し、同社の提唱するカバレッ
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2010年1月10日、Synopsysは、Super I/Oチップを手掛ける台湾Nuvoton Technology社が等価性検証ツール「Formality」を標準採用した事を発表した。プレスリリース文発表によるとNuvoton Technologyは、同社の主力製品であるSuper I/Oチップの開発における等価性検証の高速化に向けてSynopsysの「Formality」を採用。「Formal
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2011年1月10日、シーケンシャル・アナリシス技術でEDA製品を展開する米Calypto Design Systems社は、等価性検証ツール「SLEC」のバージョンアップを発表した。プレスリリース文発表によると新たにリリースされた「SLEC バージョン5.1」では、新しい「deep-loop and stall verification」技術と「"symbolic" memory modelin
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2011年1月10日、カスタムIC設計環境ならびにハードウェア検証・デバッグソリューションを手掛けるSpringSoftは、富士通セミコンダクターが同社の検証環境品質測定ツール「Certitude」を採用した事を発表した。プレスリリース文発表によると「Certitude」を採用したのは富士通セミコンダクターのオートモーティブ事業部で、同社のRISCマイコン「FRファミリ」をベースとした車載アプリケ
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2011年1月10日、ハードウェアベースの検証ソリューションを手掛ける仏EVE社は、2010年売上の好調ぶりを発表した。プレスリリース文発表によるとEVEの2010年(1-12月)売上は前年比50%増以上の数字を達成し、収益率も2ケタ増となり、マーケット・シェアの拡大に成功したとの事。最上位新製品である「ZeBu Server」が好調で、この1年間、ワールドワイドで計15社に30セットを納入したと
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2011年1月6日、幅広い製品ラインナップで海外EDAソリューションを提供しているアイヴィスは、韓国のEDAベンダEntasys Design社との代理店契約を発表した。製品関連ページEntasys Designは2003年設立のEDAベンダで本拠地はソウル。CEOをはじめマネジメント陣の経歴を見ると、元サムスン、元Avant!という共通点がある。Entasys Designのソリューションは、設
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2011年1月5日、FPGA検証ソリューションを手掛けるGateRocket社は、アルティマとの代理店契約を発表した。プレスリリース文GateRocketのソリューションはFPGAデザインの検証に特化したもので、対象デザインをインプリメントするハードウェア機器「RocketDrive」とデザインのデバッグを効率化するためのソフトウェア「RocketVision」の2つの製品で構成されている。仕組み
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2011年1月5日、トランジスタレベルの統計的ばらつき解析ソリューションを手掛けるカナダのSolido Design Automationは、バラつき考慮のカスタムIC設計に関する調査結果を公開した。プレスリリース文Solid Design Automationが公開した調査の対象はカスタムIC設計関係者486名。下記9つの項目についての調査結果をまとめている。レポートの最後に記載されている、開発
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2011年1月3日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2010年11月の世界半導体売上高を発表した。プレスリリース文SIAの報告によると、2010年11月の世界半導体売上高は259億7000万ドル。前年同時期比約14.4%増、前月比約0.9%減という統計結果となった。今年に入り世界半導体売上は4月-9月にかけて、売上記録を6ヶ月間更新し続けたが、1
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2011年1月5日、米EDA Consortiumは、2010年度第3四半期(7月-9月)の世界EDA売上報告を発表した。プレスリリース文EDACの発表によると、2010年Q3(7月-9月)の世界のEDA売上総額は、前年比11.9%増の13億700万ドル。前期2010年Q2に続いて3四半期連続で前年比増となった。前期2010年Q2売上に対しては6.9%増だった。分野別売上でみると、IP分野の売上が
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2011年1月4日、カスタムIC設計環境ならびにハードウェア検証・デバッグソリューションを手掛けるSpringSoftは、台湾のDRAMメーカー力晶科技が「Laker」を標準採用したことを発表した。プレスリリース文発表によると力晶科技(Powerchip Technology)は、SpringSoftの「Laker」Custom Layout Automation Systemをメモリチップ設計向
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