2008年6月アーカイブ

第45回DACに出展していたSynfora社のブースレポート。 Synforaは、DAC初日の9日に新製品「PICO Extreme FPGA」を発表。ブースにてデモを披露していた。 プレスリリース:http://www.synfora.com/news/press/060908.html 「PICO Extreme FPGA」は、独自の拡張C言語から並列化やパイプライン処理を行い、テンプレートア ...(続きを読む
2008年7月4日(金)、新横浜国際ホテルで開催予定の国内唯一のSystemC専門技術セミナー「SystemC Japan 2008」に定員の約1.5倍の447名がエントリーした。 今年で3回目の開催となる同セミナーは、SystemC関連ソリューションを取り扱うEDAベンダ及び設計コンサルティング会社によるプライベートセミナーで、SystemCユーザーの事例紹介と絡めて最新のSystemC関連技術 ...(続きを読む
第45回DACに出展していたSequence Design社のブースレポート。 Sequenceは、DAC開催直前に新製品となるRTLレベルの消費電力最適化ツール「Power Artist」を発表。ブース内スイートにてデモを披露していた。 「Power Artist」は、RTLを読み込んで消費電力解析を行う、Sequenceの既存製品「Power Theater」の解析エンジンを流用した新製品で、 ...(続きを読む
第45回DACに出展していたAldec社のブースレポート。 Aldecのブースでは、既存のHDLシミュレータ「Riviera」、「Active-HDL」、ハードウェアアクセラレータ「HES」に加え、今年から製品ラインナップに加わったRTLコードチェッカー「ALINT」を展示していた。 「ALINT」は、元々昨年のDACで「Riviera」オプションLint機能として紹介されていたが、その後、単体製 ...(続きを読む
第45回DACに出展していたMentor Graphics社のブースレポート。 Mentorの今年の一番の話題は、配置配線ツール「Olympus-SoC」とレイアウト検証ツール「Calibre」の組み合わせによる、次世代のインプリメンテーション・ソリューションの発表。Sierra社の買収から約1年を経てついに実現したという「Olympus-SoC」と「Calibre」の強力な結合について、メンター ...(続きを読む
第45回DACに出展していたTOOL社のブースレポート。 TOOLは、DAC前にKLA-TencorのOPC/RET最適化ツールとの統合とUS支社のオープンを立て続けに発表。話題性が功を奏し、ブースは活況であった様子。 マーケティングの長谷部氏によると、人が少ないと言われる中、昨年並みの集客を実現。米国市場も意識したマーケティング活動により、ブースに訪れる現地エンジニアが増えたとの事。 ブースでは ...(続きを読む
第45回DACに出展していたBluespec社のブースレポート。 Bluespecは、この5月から日本でもサイバネットが代理店販売を開始。ここ最近のHOTな話題をブースで顧客対応を行っていたサイバネットの江頭氏に聞いた。 江頭氏によると、DACと併設されている学会「MEMOCODE 08」で行われた「Co-Design」コンテストにて、Bluespecを使ったMITチームが断トツの優勝。Xilin ...(続きを読む
2008年6月17日、EDA業界最大手のケイデンスは、業界第3位のメンター・グラフィックスに対し買収を提案した事実を明らかにした。 プレスリリース:http://www.cadence.com/company/newsroom/press_releases/pr.aspx?xml=061708_announcement 発表によるとケイデンスは、メンター・グラフィックス株の2008年6月16日の終 ...(続きを読む
第45回DACに出展していたCalypto Design Systems社のブースレポート。 Calyptoは、DAC開催前にRTLでの消費電力最適化に関するケイデンスとのインテグレーション・フローを発表。消費電力最適化ツール「PowerPro CG」は、Powerフォーマット「CPF」をサポートしており、パワー制約に関する情報を扱う事ができるが、今回ケイデンスの論理合成ツール「RTL Compi ...(続きを読む
第45回DACに出展していたAtrenta社のブースレポート。 Atrentaの今年の目玉は2つ。新製品「1Team Genesis」とRTL解析ツール「SpyGlass」をベースとした「GuideWareメソドロジ」で、いずれもDAC初日の6/9に発表され、ブースにて展示されていた。 新製品「1Team Genesis」は、一言で表現するとChip AssemblyのToolで、STマイクロエレ ...(続きを読む
第45回DACに出展していたSpringSoft社のブースレポート。 Spring Softは、今年の4月にデバッグツール大手のNovas社の合併を発表したばかり。今回のDACでは、元々傘下のSilicon CanvasとNovasとの新たな統合体制を大々的にアナウンスしていた。 SpringSoftのScott Sandeler氏(ワールドワイド・コーポレート・マーケティングVP)によると、今回 ...(続きを読む
第45回DACに出展していたMagma Design Automation社のブースレポート。 Magmaの今年の目玉は、2月に発表したアナログ?デジタル統合開発環境「Titan」とDAC直前に発表した新たなフロアプランナー「Hydra」。いずれも今回のDACをターゲットに急ピッチで開発が進められてきた製品で、正式リリースは未だ先の予定で現在は特定顧客のみの製品提供となっているが、ブースではデモを ...(続きを読む
第45回DACに出展していたMirabilis Design社のブースレポート。 Mirabilis Designは、システムレベルの性能解析ツール「VisualSim」を提供するベンチャー。「VisualSim」は、予め定義されたIPをベースにグラフィカルな環境上でシステムをモデリングし、設計初期段階でシステム性能の見積りやアーキテクチャ探求を行う事ができる。 プロセッサモデルをデータシートから ...(続きを読む
第45回DACに出展していたCoWare社のブースレポート。 CoWareは、昨年同様、コメディアン風の人物がブース内ステージで定期的にプレゼンを実施。時折笑いを織り交ぜながら、一人三役のパネルディスカッションで、バーチャル環境におけるソフト開発のメリットをアピールしていた。 毎年DACに合わせて新たなデモ・ストーリーを仕込んでいるコーウェアの今年の題材は、インターネット端末「Chumby」。イン ...(続きを読む
第45回DACに出展していたDenali Software社のブースレポート。 Denaliは、業界初となる「USB 3.0」の検証IPを発表。製品の正式リリースは2008年Q3を予定しているとの事であったが、先行して製品詳細をパネル展示していた。既にコンシューマ系の顧客が強い興味を示しているという。 また、聞くところによると、メモリの新規格「LPDDR2」のMMAV(検証モデル)とDatabah ...(続きを読む
第45回DACに出展していたCertess社のブースレポート。 Certessは、昨年よりも規模を大幅に拡大して出展。日本代理店のエッチ・ディー・ラボ社のスタッフもブースに立ち、既存のユーザーを講師に迎えたセミナーとスイート対応に力を注いでいた。 聞くところによると、STマイクロ、Cisco、Juniper Networksといった海外大手顧客に続いて遂に日本でも東芝が「Certitude」を採用 ...(続きを読む
第45回DACに出展していたDoulos社のブースレポート。 Doulosは、設計トレーニング及びコンサルティングを手掛けるイギリスの会社で、EDA大手各社とのコラボレーションを中心にUKおよび北米市場で実績を持つ。 トレーニングテキストとしては、Verilog/VHDLの他にSystemC、SystemVerilogの教材も開発。論理設計と機能検証全般をカバーしている。 ブースでは、未だ暫定版で ...(続きを読む
第45回DACに出展していたCLK Design Automation社のブースレポート。 CLK Design Automation社は、SDCsourceの「DAC Top10」やGary Smith EDAの「What to see @ DAC2008」に選ばれるなど話題性が高く、スイート主体のブースは連日満員御礼。足しげくブースを訪問し、ようやく取材する事ができた。 DAC直前に発表した、 ...(続きを読む
第45回DACに出展していたEve社のブースレポート。 Eveは今回のDACで発表間もない新たなトランザクタ自動生成ツール「Zemi-3」を展示。同ツールを用いる事で同社のエミュレーション・システム「Zebu」シリーズ製品用のトランザクタをトランザクションレベルの記述から自動合成する事が可能。設計者は少ない記述量で素早くカスタム・トランザクタを作成できるようになる。 合成されるトランザクタは、Sy ...(続きを読む
第45回DACに出展していたDuolog社のブースレポート。 Duologは今回のDACが初出展となるアイルランドの新興EDAベンダ。先頃、新横浜で開催された「OCP Technology Forum」に、はるばるアイルランドから参加したこともあり、日本では知る人ぞ知るEDAベンダ。 同社は、OCP(オープン・コア・プロトコル)のパフォーマンス・アナライザの他に、Denali社の「BluePrin ...(続きを読む
第45回DACに出展していたAtopTech社のブースレポート。 AtopTechは昨年はスイートのみの出展であったため、ブースでの製品展示は今回のDACが初。話題の次世代レイアウトツール「Aprisa」を展示し、かなりの賑わいを見せていた。 ブースで聞いたところ、同社の大手ユーザーとしては、米Broadcom、日本のシャープに続いて、リコーも正式導入を決定。更に、米国のファブレスメーカーLASA ...(続きを読む
第45回DACに出展していたカナダPolyteda社のブースレポート。 Polytedaは、今年が初出展のカナダのEDAベンダ。元Cadenceのエンジニアを中心にウクライナで次世代DCRツールの製品開発を進めている。 Polytedaの製品「PowerDRC」は、独自のDRCアルゴリズムとマルチコア技術により、既存のデファクトDRCツールよりも10?100倍高速な処理を実現するというものであるが ...(続きを読む
今年のDACでESL以外に目立った話題としてまず挙げられるが、レイアウト関連。 DAC直前にSynopsysが新たな配線技術「Z-ROUTE」を発表し、MentorはDAC初日に配置配線ツール「Olympus」とレイアウト検証ツール郡「Calibre」の本格的な結合を発表。更にAtopTechは、Broadcom社による自社の配置配線ツール「Aprisa」の採用事例を発表、Pyxisは次世代配線ツ ...(続きを読む
今年のDACの来場者数は、主催者発表によると8468名(月?木)で前年割れの結果に。そんな中、DAC初の試みとなる、来場者アンケート投票による「Best of DAC」の表彰が実施され、Apache Design Solutionsが見事第1回Best of DAC Awardを獲得した。 その他の受賞企業と合わせて、「今年のDACはここを見逃すな!」とDAC開催前にお馴染みのメディアが報じた「M ...(続きを読む
2008年6月8日?13日、カリフォルニア州アナハイムにて今年が45回目となる、EDA業界最大の学会及び展示会「Design Automation Conference」が開催された。 今年のDACは、ケイデンス不参加の影響も少なからずあるのか、はたまた世界的な経済不況の影響が大きいのか、来場者数の少なさが目立ち、業界関係者の間では「今年は人が少ない」というのが挨拶言葉に。中でも日本からの参加者が ...(続きを読む
2008年6月4日、カスタムIC設計ツールを手掛ける英Pulsic社の日本法人パルシックジャパンは、新たに高性能PLLレイアウトブロックの自動化ソリューションを発表した。 プレスリリース:http://www.pulsic.com/Japan/news_index.php?id=3 発表によると、新しいPLLレイアウトソリューションは、日本国内の顧客ニーズに基づき、Pulsicの基本ツールを元に日 ...(続きを読む
2008年6月3日、ESLソリューションの大手コーウェアは、Freescale Semiconductor社とContinental社がCoWare ESL 2.0ソリューションを用いて作成した仮想プラットフォームを用いて車載MCUの共同開発を行ったことを発表した。 プレスリリース:http://www.coware.co.jp/news/2008/2008.06.03.html 発表によると、コ ...(続きを読む
2008年6月3日、仮想検証向けのESLソリューションを手掛ける米Carbon Design Systems社は、同社の「Carbon Model Studio」がSTARCのトランザクション・レベル・モデリング・ガイドラインをサポートしていることを発表した。※STARC:株式会社半導体理工学研究センター プレスリリース:http://www.carbondesignsystems.co.jp/n ...(続きを読む
2008年6月4日、SystemC入力の動作合成ツールを手掛ける米Forte Design Systems社は、富士通マイクロエレクトロニクスがASICリファレンスフローに同社の動作合成ツール「Cynthesizer」を採用した事を発表した。 プレスリリース:http://www.forteds.com/japan/pdf/Forte_Fujitsu_pr_Jpn-final-2_080530.p ...(続きを読む
2008年5月29日、タイミング解析ツールを中心としたEDAソリューションを手掛ける、米Incentia Design Systems社は、自社のSTAツール「TimeCraft」の大幅な機能拡張を発表した。 プレスリリース:http://www.incentia.com/newsnevents/news052908.htm(英文) 発表によると今回Incentiaは、STA「TimeCraft」 ...(続きを読む
2008年6月2日、ケイデンスとメンター・グラフィックスは、検証メソドロジ「OVM:Open Verification Methodology」に関する書籍が出版されたことを発表した。 プレスリリース:http://www.ovmworld.org/press_release_052908.php(英文) 発売されたOVM関連初の書籍は、「Step-by-Step Functional Verif ...(続きを読む
2008年6月3日、Windowsベースの統合エレクトロニクス設計環境を手掛ける、豪アルティウム・リミテッドは、新製品「Altium Designer Summer 08」を発表した。 プレスリリース:http://www.altium.com/files/corp/media/pdfs/20080603AltiumDesignerSummer08_JP.pdf 発表によると今回アルティウムは、F ...(続きを読む
2008年6月4日、フォーマル検証ツールを手掛ける独OneSpin Solutionsは、SVA(SystemVerilog Assertions)を用いた新たな検証ソリューションを発表した。 プレスリリース:http://www.onespin-solutions.com/news_SVA-Solution.php(英文) 発表によるとOneSpinは、ユーザーがタイミングダイアグラムをSVAプ ...(続きを読む
2008年5月28日、メンター・グラフィックスは、STマイクロエレクトロニクスが「Calibre DFM」プラットフォームを採用したことを発表した。 プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2008/080528.html メンターの発表によるとSTマイクロは、65ナノメータ以降の製造ばらつきの制御を目的とした自社の「Litho Variability Anal ...(続きを読む
2008年5月28日、SystemCのアサーション・ベース検証環境を手掛ける、米JEDA Technologiesと高速インターコネクトIPの米SONICSは、両社の製品コラボレーションを発表した。 プレスリリース:http://www.sonicsinc.com/index.php?page=295 発表によると、今回SONICSは顧客に提供中の専用環境「SonicsStudio 4.8」にJE ...(続きを読む
2008年5月28日、レイアウト表示プラットフォーム「LAVIS」を手掛ける日本のEDAベンダTOOL社は、KLA-Tencor社の「LithoWare」とTOOLのレイアウト表示プラットフォーム「LAVIS」との統合環境を発表した。 プレスリリース:http://www.tool.co.jp/NewsItem/Lavis/News20080530Jp/ 発表によると、「LithoWare」と「L ...(続きを読む
2008年5月22日、SystemVerilogベースのESL合成ツールを手掛ける、米Bluespec社は、同社のESL合成ツールを米Denali社が導入した事を発表した。 プレスリリース:http://bluespec.com/news/Denali-Software-Selects-Bluespec.htm(英文) 発表によると、Denaliは提供するIPやDDRコントローラなど、既存の動作合 ...(続きを読む
2008年5月28日、シノプシスは、配置配線ツール「IC Compiler」の新しい配線エンジン「Zroute」を発表した。 プレスリリース:http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2008/20080527.html シノプシス米国本社のMaria Gkatziani氏(Physical Design Implementation、Sr.Technical ...(続きを読む
2008年5月28日、シノプシスは、SystemVerilogベースの検証メソドロジ「VMM」のソースコード(VMM標準ライブラリやVMM Applicationなど)をApache 2.0オープンソース・ライセンス方式で公開すると発表した。※VMM:Verification Methodology Manual for SystemVerilog プレスリリース:http://www.synop ...(続きを読む
2008年5月21日、シノプシスは、2008会計年度第2四半期(2008年2月?4月)の売上を報告した。 プレスリリース:http://synopsys.mediaroom.com/index.php?s=43&item=573(英文) 発表によると、シノプシスの2008年2月?4月の売上は、前年同時期より10.8%増の3億2460万ドル($=104.45yen換算で約339億円)と前期の ...(続きを読む
2008年5月29日、アンソフトは2008会計年度第4四半期(2008年2月>>4月)の売上を報告した。 プレスリリース:http://www.ansoft.com/news/press_release/080529hgu.cfm(英文) 発表によると、アンソフトの2008年2月?4月の売上は前年同時期より約19%増の3390万ドル($=104.45yen換算で約28.2億円)で、会計 ...(続きを読む
2008年5月22日、メンター・グラフィックスは、2009会計年度第1四半期(2008年2月>>4月)の売上を報告した。 プレスリリース:http://www.mentor.com/company/news/upload/Q1FY09_052108.pdf 発表によると、メンターの2008年2月?4月の売上は、前年比約6%減の1億7920万ドル($=104.45yen換算で約187.2 ...(続きを読む
2008年5月20日、マグマは自動フロアプランニングツールの新製品「Hydra」を発表した。プレスリリース:http://www.magma-da.co.jp/newsandevent/press/2008052001.html マグマの発表によると新製品「Hydra」には、自動チップ・プランニング、自動パーティショニング、フィジカル・ブロック・シェイピング、トップレベル・クロックツリー生成、ブロ ...(続きを読む

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