2007年2月アーカイブ

2007年2月26日、大日本印刷と米巧テクノロジー社は、フォトマスクの自動検査システムの共同開発を開始した事を発表した。 プレスリリース:http://www.dnp.co.jp/jis/news/2007/070226_1.html 発表によると両社が共同開発するのは、半導体メーカーの求める品質精度のレベルに応じてフォトマスクの検査および欠陥分類を自動的に行うシステムで、フォトマスクの歩留まり向 ...(続きを読む
2007年2月26日、コンフィギュラブル・プロセッサを中心としたプロセッサ・コアを手掛ける、米テンシリカ社は、独自の消費電力解析ツール、「Xenergy(ゼナジー)」を発表した。 プレスリリース:http://www.tensilica.co.jp/html/press/Xenergy-0226.html 「Xenergy」は、コンフィギュラブル・プロセッサ「Xtensa」ならびにダイヤモンド・ス ...(続きを読む
2007年2月21日、電気的なYelid最適化を行うDFMツール「Blaze MO」を手掛ける米Blaze DFMは、OPCツールを中心としたDFMソリューションを手がける米Aprio Technologiesとの合併合意を発表した。 プレスリリース:http://www.blaze-dfm.com/news/Press_releases/release11.html(英文) BlazeDFMの発 ...(続きを読む
2007年2月21日?23日の3日間、カルフォルニア州サンノゼでDVCon2007(Design&VerificationConference&Exhibition)が開催される。 DVCon2007公式ページ:http://www.dvcon.org 今年で16回目の開催となる「DVCon」は、その名の通りLSIの設計・検証手法にフォーカスしたコンファレンスで、主催者はEDA技術 ...(続きを読む
2007年2月19日、SystemCの検証自動化ソリューションを手掛ける、米JEDA Technologies社は、SystemCの検証機能を拡張する新製品「NSCv」を正式発表した。 プレスリリース:http://www.jedatechnologies.net/base/?q=node/173(JEDA社 英文) 「NSCv」は、オープンソースのSCV(SystemC Verification ...(続きを読む
2007年2月14日、カスタムIC設計用のレイアウト・エディタ「Laker」を手掛ける米Silicon Canvas社は、「Laker」にDFM機能を追加した事を発表した。 Silicon Canvasによると、「Laker」の新しいDFM機能は、条件付ルール、推奨ルール、ゲート間隔、ミニマムエリアなど複数のルールセットをサポートしており、「Laker」でレイアウト、配置・配線を行う際または自動デ ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、礎デザインオートメーション社のブースレポート。 礎DAは、昨年の10月に正式リリースしたばかりの自社開発の新製品「FP-Fixer」を展示していた。 同ツールは、昨年のEDSFairにて参考出品されていたESLツールで、Cアルゴリズムの中の浮動小数点を自動的に固定小数点化するというもの。これにより、Cコードをハードウェア化する際に必要となる、浮動小数点変数のビット幅 ...(続きを読む
2007年2月12日、ESLツールの大手コーウェアは、ARM社のソフトウェア開発環境「RealView Development Suite」とコーウェアの「Virtual Platform」製品群を統合したことを発表した。 プレスリリース:http://www.coware.co.jp/news/2007/2007.02.12.html ARMの「RealView Development Suit ...(続きを読む
2007年2月9日、メンター・グラフィックス社は、パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(PMC)が同社の動作合成ツール「Catapult SL Synthesis」を採用した事を発表した。 プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2007/070209.html メンターの発表によるとPMCは、次世代通信インフラ装置向けチップの開発に「Catapu ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、コーウェア社のブースレポート。 コーウェアは昨年よりも一回り大きくなった展示ブースで、一連のESLソリューションをはじめ、提携している各種サードパーティーのツールを展示していた。 サードパーティ製品で実際にブース内でデモを披露していたのは、先日連携が発表されたばかりのTensilica社製プロセッサベース・システム向けの開発環境、JEDA社のSystemCアサーショ ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、アンソフト・ジャパンのブースレポート。 アンソフトは、昨年11月にバージョンアップされた回路シミュレータ「NEXXIM」に力を入れた展示を実施。ブース内のプレゼンスペースでは、LSI設計、RF設計、シグナル/パワーインテグリティ解析など様々な用途における「NEXXIM」の効果的な適用手法を紹介していた。 「NEXXIM」の最新バージョンv3.5では、従来の機能に加え ...(続きを読む
2007年2月5日、SystemVerilog/SystemC両言語対応のESL合成ツールを手掛ける、米BlueSpecは、ESL設計および検証を加速するIPライブラリ「AzureIP」を発表した。 プレスリリース:http://www.bluespec.com/news/IPDesignReuse.htm(英文) 発表によると「AzureIP」は、トランザクションレベルで記述されたシステムレベル ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、日本シノプシス社のブースレポート。 シノプシスのブースは、統合されたインプリメンテーション環境「IC Compiler」を中心に、サインオフ、テスト設計、検証、DFMなど製品群ごとにツールを展示。例年何かしらの展示会企画を打ち出している同社だが、今年はブース内に「検証ヘルプデスク」を設け、事前にホームページで受け付けていたRTL/システムレベル検証に関する対面相談を ...(続きを読む
2007年2月5日、マグマは、日本支社であるマグマ・デザイン・オートメーション株式会社の会長に橋本浩一氏が就任した事を発表した。 発表によると橋本氏は、NECグループ各社において半導体部門の業務に計38年間従事した経歴を持ち、2003年にNECエレクトロニクス社の副社長兼取締役として同社を退職していた。 橋本氏は、千葉大学工学部を卒業後、1966年にNECエレクトロニクス社に入社。NEC初の海外工 ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、丸紅ソリューション社のブースレポートその1。 丸紅ソリューションは、2006年に一新した同社のEDAラインナップを一挙に披露。参考出品の2社を含めた計15社の製品のうち、半数以上は新製品という力の入れようだった。(※同社の展示内容については、2回に分けてレポートします。) まず、未だ正式な代理店契約には至っていないものの、取り扱い予定として参考出品されていた製品が2 ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、丸紅ソリューション社のブースレポートその2。(※前回のレポートに続き、同社ブースで展示されていた新製品について紹介します。) 丸紅ソリューションが以前から取り扱っている米Incentia社は、新製品「Constraint Craft」をラインナップ。このツールは、フォルスパスの検証とSDCチェックを行うもので、STAからのタイミング結果を入力として、タイミングパスの ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、マグマ・デザイン・オートメーション社のブースレポート。 マグマは、「Talus」シリーズ/「Blast」シリーズを中心とした、RTL以下の各種インプリメンテーション・ツールを展示。中でも来場者の注目を集めていたのは、昨年のDACで発表したばかりの回路シミュレータ「FineSim Pro」と、昨年の「EDN Innovation Awards」にノミネートされたDRC ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、米シーケンスデザインのブースレポート。 シーケンスデザインは、低消費電力デザインにフォーカスした、EDAラインナップを展示。ブース内のプレゼンスペースにて、各製品を用いた設計手法・設計事例の紹介を行っていた。 今回の展示内容を含め最近の話題について聞いたところ、昨年12月に発表した、NECエレクトロニクスとのSSTA手法の共同開発について、「日本のユーザを中心に非常 ...(続きを読む
2007年2月1日、今年で17回目の開催となる米EDN誌の「2006 INNOVATION AWARDS」のオンライン投票が開始された。 プレスリリース:http://www.edn.com/index.asp?layout=InnovationAward&year=2006 「EDN Innovation Awards」は、毎年エレクトロニクス業界における優れた製品および技術に贈られてる ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、TOOL株式会社のブースレポート。 TOOLのブースでは、多目的表示プラットフォーム「LAVIS」の次期バージョンを参考出品。エンジンを載せ換え、データのロードスピードを更に高速化したという「新LAVIS」のデモを披露していた。 聞くところによると、「新LAVIS」では従来バージョンと比較してGDS-IIで約2倍、OASISで約5倍の高速ファイルオープンを実現してい ...(続きを読む
2007年1月29日、フィジカル設計の最適化ツールを手掛けるEDAベンチャー、米Athena Design Systems社は、ベンチャーキャピタルから新たに400万ドルを調達。第2ラウンドの資金調達を完了したことを発表した。 今回Athenaへ出資したのは、既存の投資家であるThe Woodside Fund、Asset Management Company、Draper Richardsのほか ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、DSMソリューションズ株式会社のブースレポート。 DSMソリューションズは、昨年に続き今回のEDSFairが2度目の出展となるベンチャー企業。代表取締役の伊予部氏は、国内におけるEDAのセールスで長年の経験を持ち、その経験を生かす形で海外EDAベンチャーの日本進出を手助けしている。 伊予部氏によると「日本進出でまず大変なのは、最初の1?2社の顧客を如何に獲得するか。 ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、株式会社システム・ジェイディーのブースレポート。 システムJDは、九州を拠点に大学や公的研究機関と連携を図り、各種半導体設計やEDAツールの技術開発を行っている会社で、ビジネスの面ではLSIの検証やテスト関連のサービスと合わせてEDAツールの開発・販売を手掛けている。 社長の伊達氏は、九州大学の出身で卒業後、日立製作所にて設計ツールやLSIの研究開発に従事。その後、 ...(続きを読む
2007年1月31日、シノプシスは、寄贈を申し出ていたプロセスや温度のバラツキを考慮したSPEF(Standard Parasitic Exchange Format)拡張機能がIEEE1481ワーキング・グループによって承認されたことを発表した。 プレスリリース:http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2007/20070131.html 今回シノプシスが提 ...(続きを読む
EDSF2007に出展していた、メンター・グラフィックスのブースレポート。 今年のメンターは、メインブースの他にESL系ソリューションをまとめたサテライト・ブースを設置。2ヶ所のブースで同社の多岐に渡るEDAラインナップを展示していた。 サテライト・ブースの方では、昨年買収した旧サミット社のSystemCフロントエンドツール「Vista」をはじめ、動作合成ツール「Catapult Synthesi ...(続きを読む

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